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「ロジスティクス改革」における計器の物流拠点および輸送網の拡大について![]() |
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中部電力パワーグリッド株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:清水隆一、以下「中部電力パワーグリッド」)と中部精機株式会社(本社:愛知県春日井市、代表取締役社長 社長執行役員:小道浩也、以下「中部精機」)は、中部電力グループにおける電力資機材のバリューチェーンの全体最適の実現および「物流2024年問題※1」の解決を図る「ロジスティクス改革」の一環として、柱上変圧器の物流拠点設置の取り組み(2025年6月3日お知らせ済)に続き、本日より、中部精機本社構内にある計器※2の物流拠点(以下「既存物流拠点」)および輸送網を拡大する試行運用を開始しましたので、お知らせします。
計器の輸送においては、中部精機本社構内に拠点倉庫を設けることで、各メーカからの輸送先を1箇所に集約し、効率的な輸送網を構築しています。一方で、計器用副資材※3の輸送においては、中部精機を含む計器用副資材メーカが個別にトラック等を手配し、中部電力パワーグリッドの各納入場所約60箇所に輸送していました。
本試行では、計器用副資材の輸送において、既存物流拠点の活用により、計器用副資材メーカからの輸送先を1箇所に集約することに加え、計器とともに混載することで、積載効率を向上させた輸送を目指します。
これにより、中部電力グループにおける計器および計器用副資材の効率的な輸送の実現が期待でき、「物流2024年問題」の解決にも寄与できると考えています。
両社は、今後も協力して、効率的で持続可能な物流網の構築を目指してまいります。
※1 法改正によるドライバーの労働時間規制強化に伴い、物流業界全体が直面する
輸送力不足・コスト増加・サービス低下等の社会課題
※2 電力量を計量する電力機器
※3 計器に付属するプラスチック計器箱や計器用ビニルケーブル、キャップ類等
【試行期間】
2025年10月9日~11月28日
※試行運用により効率的な輸送の実現効果等が確認でき次第、2026年度から本格運用開始見込み
【試行運用の概要】
・メーカの輸送効率化の確認
・既存物流拠点で正確な取卸し・積込みが可能かオペレーションの確認と課題の抽出
・計器と計器用副資材の混載による荷姿の確認と課題の抽出
【物流網のイメージ】
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【計器・計器用副資材】
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